スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |

結婚を意識する・・・か・・・

JUGEMテーマ:日記・一般

2回目のデート帰りに、香津代さんの自宅近くまで車で送っていった所で告白した。
自分では (あまり見込みがないかな? 2回も誘いに応じてくれると言う事はまんざらでもないのかな? でも理想が藤 竜也だもんなぁ・・・) とか色々と思いが錯綜していたが、ダメもとで思い切った。。。

「あのぉ〜・・・俺は香津代さんより歳下ですし頼りなく感じる部分もあるかも知れませんが、もしよかったら付き合ってもらえませんか?」

一瞬の沈黙があって、ニコッと笑いながら

「私ももうすぐ24ですし、もう遊びでお付き合いする気はないんです。 結婚を前提のお付き合いなら・・・」

大学を出て就職してわずか数ヶ月の俺は結婚なんて考えもしていなかったし、第一出来るわけがない。
これは差し障りのない断り文句なのかな?と思ったが、ここで引き下がりたくなかった。

「俺も遊びなんて思ってません。真剣ですよ。 香津代さんの歳であれば結婚を強く意識するのは分かりますし、そうなればイイなぁと思います。だけど出会って2〜3回で、お互いをよく知らないのにいきなり結婚と言う事を言われても答えに困りますし、就職して間がないのでお金もありませんので “結婚しよう!” と安易に返事は出来ません。もし付き合う事になってこのまま続いていれば、当然結婚と言う事も考えますが、じゃあいつ?と聞かれても目標は決めますが明確にいつとは言えないですよね」

香津代さんはウンウンとうなづきながら聞いている。続けて俺が

「結婚を前提なら・・・って言うのは、この数回のデートで香津代さんは俺みたいなのと結婚してもイイと思ったって事ですか? それとも断り文句ですか?」

「ゴメンなさい。。。 もう苦しい思いはしたくないので、そういう言い方しましたけど、実はどこまで真剣か試したんです。でも誠実な人でヨカッタ」


「・・・えっ? って事は・・・?」

「ハイッ! 私、わがままですけどイイですか?」


「わがまま? ダメですよ! わがままは歳下のって決まってるんですから (^^♪  それを言うなら、俺はスケベですけどホンマにイイんですか?」


「スケベはアキヨから聞いていますし、スケベどころかドスケベだなと思ってましたから・・・(^^♪」 


洒落た会話のやり取りがあり、香津代さんが当時つけていた資生堂の【インウィ】と言う香水の香りとが相まって、より一層大人びた雰囲気をかもし出し、一目惚れした女性とめでたく付き合える事になった。。。



お互いの呼び方は JOHNNY のJO(ジョー)、香津代のカズと呼び合う事になり、まさにルンルン気分だった!!

カズが車を降りようとしたその瞬間にキスをするつもりで肩を抱き寄せたら、
「私、そんな軽い女じゃありませんから!」 と、スルリとかわして車のドアを閉めた。

(あちゃ〜 いい雰囲気だったのにぃ〜〜 早計だったかな・・・) と車のハンドルに額をつけて悔やんでいて、ふと横を見るとカズが微笑みながら小さく手を振って、口元が「おやすみ」と動いている。


いやぁ〜 大人ですなぁ!


ブログランキングに参加中
人気ブログランキング ← クリックしてね!

ワクワク・ドキドキ

アキヨちゃんのお姉ちゃんは俺より一つ上で、名前を 「香津代 (カズヨ)」 と言う。

待ち合わせ場所に行くと香津代さんは待っていた。大人の雰囲気を備えていて、道行く人が振り返るぐらいの美人だ。

喋り方、ふとした仕草、立ち居振る舞いや俺への気配りなど、今まで俺が接してきた女性とは明らかに違う・・・。
お茶を飲みながらでも何から喋っていいのか緊張しまくりで、あのスナックでの乱痴気騒ぎはどこへやら。まだ学生気分の抜け切らない俺は自分が子どものように思えて、まさに借りてきた猫のようだった。。。


「何故電話をしてくれたのか」との質問には、スナックに一緒に来ていた同僚の女性が仕事の休憩時間に 「ちょっと電話してみたら」 とけしかけたからとの事だが、俺はそのツレの女性には名刺を渡していなかった。
普段の俺なら、そこにいる人数分まで渡そうとするだろうが、酔っていながらでも気に入った女性にしか渡していなかったと言うのが、後から知って自分でも笑った。。。


当時俺が23歳。
一つ上と言っても同年代だし、生きてきた生活環境もよく似ている。喋っていくうちに次第に俺らしさを取り戻していくのには時間はかからなかった。
「こんな女性と付き合いたい!」 と言う思いが段々強くなってきて、帰り間際にまた会いたくなった。
別れ際に 「もし良かったら今度の日曜日に映画でも行きませんか?」 と誘った。
今となっては何の映画だったが覚えていないが、ちょうど見たい映画があったのだ。
ダメもとでの誘いだが、そうそう二つ返事が返ってくるとは思ってなかったが、 「私もその映画見たかったんです」 と。。。(^_-)-☆

とりあえず次の約束は取り付けたが、俺に好意があってのことなのかそうでないのかは判断がつかなかった。
理想の男性は 藤 竜也 だと言うし・・・
ふじ
もっている雰囲気も大人だが、好きな男性像も大人だなぁ・・・と言う印象があったので、
もしかしたら俺の事は ぐらいにしか思ってないのかな?? と言う思いもあった。

俺的には恋の予感がしないでもないが、ちょっと自信ないなぁ・・・と珍しく俺に似つかわしくない、ちょっとナーバスになっていた。
それでも一縷の望みを託して気分はドキドキ・ワクワクしていた。 男女の出会いって、こんなドキドキ感がたまらない!!
久々の緊張感とどうなるか分からない関係がたまらなくエキサイティングで、嫌な仕事にも自然と力が入るようになっている自分に気付く。


ブログランキングに参加中
人気ブログランキング ← クリックしてね!

新しい恋の予感

JUGEMテーマ:日記・一般

ムシャクシャして毎日の鬱蒼とした気分を一新しようと、卒業間際までバイトしていたスナックへ飲みに行くと、横にはOLの2人組がいて、俺のスグ横に座っていた女性に視線がクギ付けになった。。。


期するまもなくその女性から声をかけてきた。

「よく独りでいらっしゃるんですか?」

「・・・って言うか、ついこの間までここでバイトしていたんです」

「エッ?あ〜そうなんですか! 私、アキヨの姉なんです」 

アキヨって言うのは、俺と同じこのスナックでバイトしていた女の子である。当然知っているも何も、旧知の仲である。


「エェ〜?? アキヨちゃんのお姉ちゃん?? いやぁ、ベッピンさんですねぇ〜!」 

アキヨって言うのは面白い子だが、お世辞にも美人とは言いがたい。。。 しかし共通の話題があることが、いっそう俺を調子付かせた(^^♪
酒が入るとマシンガンのように喋りまり、いつもの調子でワイワイやって笑いを誘っていたが、だいぶ酒が入っていたらしく、最後はどうやって店を出たのか分からないほどだった。

目の保養と、たまっていた鬱憤が一気に吐き出たような感じで、もうちょっと頑張ってみようかな・・・と思っていた矢先だった。
営業所の事務所にいると電話があり、事務の女の子から 「 JOHNNY さ〜ん、ヤナセさんって人から電話!」 と言われた。

先輩たちからは 「 “ヤナセ?” お前、ひょっとしてベンツかBMWでも買ったんか〜?」と。。。

いやいや、そんな金なんてあるかいな〜 と思って電話に出ると、何とアキヨちゃんのお姉ちゃんだった。(^^♪ラブ

(そういや、俺 アキヨちゃんの名字知らなかったなぁ・・・そうかヤナセって言うのか)と初めてこの時知ったぐらいだ。

しかし何で事務所の電話番号を知っているのか分からなかったので聞くと 「エェ??覚えてないんですかぁ? 私に JOHNNY さんの名刺くれたじゃないですか」  だって・・・。
全然覚えておりません(ーー゛)  相当酔ってたみたいね俺・・・。
俺のことだから、酔った勢いで失礼なこと連発してたんじゃないかと心配になったのと、思いもかけず一目惚れした女性からの電話のチャンスを逃してなるものかと、ダメもとで「今夜、仕事が終わってから時間ありませんか? この前のドンチャン騒ぎのお詫びもかねてお茶でもどうですか?」 と切り出した。

「あっ、イイですよ!」 と、これまた二つ返事が返ってこようとは思っても見なかった。。。


この電話のやり取りを聞いていた営業所の所長は 「お前、なかなかヤルなぁ〜 そうか今日はデートか。 よし、今日ははよ帰れ!」 と、これまたまた予想もしないお言葉を頂き、所長もイキな計らいをしてくれるもんだと嬉しくなった。
あとは一目惚れをどう言う展開にもってゆくか、それだけが頭の中にあり、その日は仕事にならなかった。。。(^○^)


ブログランキングに参加中
人気ブログランキング ← クリックしてね!

こんな筈ではなかった・・・

毎年4月には夢と希望を抱いてたくさんの学生が会社へ就職してゆくが、最初の志望どおりにいく者はどれぐらいいるのだろうか?と思う。。。
自分の良しとしないところでも、自分なりに頑張れる素地のあるものは、ある意味幸せである。
俺の場合はよく言えば 【信念を持っている】 と言えるが、逆に悪く言えば 【思い込みが激しく融通が利かない】 と言ったとこか・・・。


当時は “買い手市場”だったので、就職面接の時には 多少 自分の希望するものでなくても内定欲しさ、就職したさにOKしなければ・・・ と言うような雰囲気があったが、俺が入社した3〜4年後には 超・売り手市場 になり、学生の思うがままで、「○○の部署に入れないなら辞退します」 とでも言おうものなら、そらぁもう会社側がひれ伏して・・・みたいなところがあった。


10月17日UPの「就職活動」にも書いたが、結局 自分の希望する部署への配属は限りなく不可能に近いという現実を知ってからは、毎日「辞めたい!」と思いはじめるようになる。 そう思うと仕事どころか毎朝起きるのもおっくうで、会社の悪い面ばかりをあげつらってブチブチと文句を言い始める。。。一番最悪のパターンだ。
・19時の就業時間が終わって他に何にも仕事がないのに、何で毎日ダラダラと21時スギまでいないといけないのか?
・契約欲しさに虚言・妄言・詭弁を弄すことを推奨する社風。 等々・・・。


営業には出るものの、週間就職情報(現 Being )を買っては喫茶店で履歴書を書く毎日が続く。喫茶店ではしょぼくれた営業マンがマンガを読んで時間をつぶしていたり、俺と同じ様な転職希望しているサラリーマンが人目を忍ぶようにして、週間就職情報を読んでいたりしているのがいて、それを見ると俺は同じ様な人種なんだと思いながら “こんなはずではなかった”と憂鬱になっていた。
当時から広告関係、いわゆるクリエイティブ関係職の求人は少なかった。あったとしても経験がなければ応募さえ出来ないという状況で、どうしたらいいのか暗中模索の真っ只中だった。

そんな中、学生時代にアルバイトしていたスナックに気分転換に飲みに行った。
すると横に女の子同士で来ているOL2人組がいて、そのうちの1人に一目惚れしてしまった。。。


ブログランキングに参加中
人気ブログランキング ← クリックしてね!

厳しい現実

大学の卒業式を終え、もう気持ちは一流ビジネスマンへと跳んでいた。

入社するまではしばらくあった間に、“スーツをビシッと着こなし、する事なすことソツがなく、颯爽と街行く仕事人” そんな姿を思い描いて悦に入る俺だった。

思い込みが激しい俺はそうであるべきと思い、またそうなると信じてた。
が、その夢は入社式の翌日にはモロくも崩れ去ってしまった・・・。



ガッツ営業マンになるための研修が待っていたのである。

電話の受け答え、名刺交換の仕方、飛び込み営業のためのセールストークのロールプレイング等々・・・。言葉遣いが悪かったり、トチッたりすると精神注入棒なるものでしばかれる。
こんな軍隊調の研修が1週間ぐらいあって、 営業マンとは何たるものか の精神を叩き込むための2泊3日の合宿があり、これが寝ているヒマもないほどのハードさ。

全員横一列に並ばされ、 「俺はヤルぞぉ〜!」 とか、
「目標絶対完遂!」 とか大声で怒鳴りあげる。


トレーナーは 「まだ声が小さいっ!」  
「ホンマにやれんのか? 絶対か? いつまでにヤルんや?」

とか叫びながら、そのたびに 「ハイっ、ヤリますっ!」 と言わされる・・・。

やる気を起こさせるための自発啓蒙のためだろうが、まるで洗脳を得意としている眉唾ものの怪しい宗教団体のようで、今から思えば一昔も二昔も前の旧態依然とした、高度経済成長時代のモーレツ社員養成トレーニングだった。。。
この研修が終わった時点で辞めた奴が2〜3人、入社してわずか10日ほどの事である。。。

会社も辞める事を見越して毎年、新卒・中途採用とあわせて100名近く採用するが、そのうち10名ほどでも残ればOK!みたいなモノの考えたかを持っていたようで、社員を育てると言うよりは使い捨て、離職率が激しいと言うのも入社してから知った。
人は会社にとって財産、つまり人財と言う考え方は皆無の会社だった。

それから正式に各部署へ配属される。

俺たちの時は新卒男性社員は約30名。そのうち5名は人事か総務で後は全員営業。
俺は東大阪にある布施という所の営業所の配属になった。

たまたま所長が学生時代に格闘技をやっていたことから、ボクシング経験者である俺を弟のように可愛がってくれたのが唯一の救いだったが、毎日毎日 辟易するほどの飛び込み営業。
俺はしょ〜もない事はベラベラ喋って人を飽きさせない自信はあるが、物販営業のためにセールストークをせよ! と言われても、そんなスキルはない・・・。

たまに同業他社の営業社員と訪問先でかち合い、契約の有無をめぐってケンカになるが、人を殴ってホメられるような会社と言えばヤクザ屋さんかこの会社ぐらいなものだった。

今は息子が社長となり、知る人ぞ知る会社になっているが、今でも現場レベルでは俺がいた20数年前のような泥臭い営業をしているのかどうかは分からない。
それでもこの時は、まだ “営業をしばらく経験すれば、宣伝部に転属してもらえるはず” と信じて毎日を過ごしていた。


ブログランキングに参加中
人気ブログランキング ← クリックしてね!

| 1/1PAGES |